日本と海外の違い

日本、日本人というのは、とても変わった存在です。

そのことに気が付いていない人に、一度考えていただければ、ひょっとして「なるほど〜」と思っていただけるかもしれない事実があります。

日本ファン外国人の存在です。

ファンの存在がある国などは、日本くらいなものだと思います。

例えばここドイツ。

ドイツのサッカーのファンはよく聞きます。

日本から多くの若者がサッカー留学に来ています。

「ドイツは住みやすい」というのもよく聞きます。

でも、ドイツファン日本人とか、ドイツファン外国人というのは聞きません。

逆にドイツに住む口の悪い外国人出稼ぎ労働者は、「ドイツ人さえいなければ、ドイツはいい国なんだがな〜」などと言います。

あるいは自由の国、アメリカ。

アメリカンドリームというのがあるようなので、アメリカファン外国人はいるかもしれません。

でもそんなに頻繁にそういう存在を聞くでしょうか?

他にどこかの国で、その国のファンの外国人がいるというのを聞いたことがあるでしょうか?

日本ファン外国人という人たちがこんなにたくさんいるだけで普通ではないのです。

但し、長所だけのものはこの世に存在しません。

必ず万物に長短があり、それらの多くが表裏一体です。

なので、日本(人)にも勿論短所があります。

それでも日本ファン外国人がこんなに多くいる理由はなぜでしょうか?

まずはまだ日本が海外に今ほど知られていなかった頃から、一部の外国人にファンがいる柔道、剣道、空手道、合気道、弓道…

柔道は、今日のドイツでは全国津々浦々、どこでも習うことが出来ます。

国際スポーツに混ざって世界に広まっているこれらは例外なく、その昔に日本男子、武士が生き残るために身に付けた武道、「戦う道」で、元々はスポーツというゲームではありませんでした。

そして主に日本女性が身に付けた華道、書道、茶道などの文化的なたしなみにも、外国人のファンが昔からいます。

サッカーやバレーなどで、世界のトッププレーヤーたちに多大な影響を与え、世界中の子どもたちに知られる日本のアニメ、

今日では影を潜めたものの、いまだにあらゆる業界の製品のコアな部分を占める信頼性の高いさまざまな工業製品、部品、

100年以上続く老舗企業が約15.200社、200年以上が3千社、5百年以上が124社、千年以上が19社あり、日本の企業の長寿力は世界で群を抜きます。

世界の中では稀な魚の生食(寿司刺身)をはじめ、そのバリエーションは他に例を見ない豊富さで、ユネスコ無形文化遺産になってしまうほどの和食、

霜降りと旨味でその存在が世界唯一の和牛、美味しくて珍しい和野菜、品種改良を続けてとても甘い果物、コンビニ(の特に安くて美味しい)食べ物、

その道の世界の達人を驚かせる釘を使わない宮大工などの古い建築技術から、トンネル、高層ビル、巨大な橋などの近代建築技術、

海外の都市とは比べ物にならないほど旅客、電車の数が多くても時間に遅れがなく運営されている日本の鉄道、事故がない新幹線、

そういう点でもヨーロッパでトップをいくドイツでも、電車の遅れは日常茶飯事です。

温泉文化や日本庭園、驚きの高額で取引される盆栽、錦鯉の存在、

世界のその道の人たちが完成度の高さを認める日本刀、漆、和紙、ハサミ、ノコギリなどのさまざまな工芸品、そしておもてなし、

日本に来る外国人観光客が必ず驚いてまず最初に動画撮影する、世界で唯一のウォシュレットや、世界に広まったカラオケやQRコード、

あのゴッホ他のヨーロッパの偉大な画家に影響を与えた浮世絵、その方面の世界の異人を唸らせる五七五の俳句、

西暦500年から1500年までの十世紀の間に日本で生まれた万葉集、古今和歌集、新古今和歌集、源氏物語、平家物語、方丈記、徒然草、太平記などの、同じ期間に全ヨーロッパで生まれた作品を圧倒する数と量の文学作品、

特に西暦1008年の源氏物語は、世界最初の優れた長編小説であるだけではなく、古今を通ずる文学的傑作のひとつと世界に表されています。

「中華人民共和国」の内の「人民」や「共和国」などのように、日本で作られて中国に逆輸入されて今日でも使われている数多くの日本製漢字の存在、

特に21世紀以降に多くなったノーベル賞受賞者の数(世界第2位)

このように、日本には世界で唯一な物から、世界の中で抜きん出たものがいくらでもあります。

なぜでしょうか?

日本人が優秀だから?

違うと思います。

優秀な人は、地球上のあらゆる所、世界中に散らばっていると思います。

では、どうしてでしょうか?

国民性だと思います。

ではその国民性はどこから来ているでしょうか?

日本は、地球上で最も多くの天災、自然災害が発生する地域の一つにあります。

太古の昔から地震、火事、津波、台風、火山、豪雪、鉄砲水、土砂崩れなどに見舞われ続けて来ました。

それでもめげずに周りのみんなと協力し合って常に立ち上がり、努力をし続けて来たDNAを持っています。

東日本大震災で、被災地の人たちが見せた態度は世界で賞賛されましたが、実はそれはかなり昔から外国人に驚かれ続けて来ました。

昔から受け継がれてきている躾や、普及率が極めて高い教育もあります。

その躾は世界の中でも珍しく、

「お天道様(太陽、神仏)が常に見ています」

「人様に迷惑をかけてはいけません」

「世のため、人のためになりなさい」

などという、大陸にはない、そして通用しないものです。

なぜかというと、大陸では自己主張、利己主義だからです。

まずは自分なのです。

日本では、お店の中などで喧嘩が始まると、お店や他の人への迷惑を考えて、

「表へ出ろ!」となります。

西洋ではお店の中ですぐに喧嘩が始まります。

 

第二次世界大戦で、日本が東南アジアの解放を謳ったことを、単なる大義名分だという反日左翼がいます。

 

ですが、それ以前の第一次世界大戦で戦勝国のひとつとなった日本が、講和会議で人種差別撤廃を訴えたことから、それが本気であったことが分かります。

教育は昔からとても重要視されていて、例えば江戸時代の日本の識字率は、イギリスではインテリが集まるロンドン(田舎は教育が行き届かない)よりはるかに高かったそうです。

当時ヨーロッパからやって来たキリスト教の宣教師たちがそのことに驚いています。

260年間という、とても長い間の、他に例を見ない鎖国の影響も大きいと思います。

その間に技術は世界から遅れを取りましたが、独自の文化や参勤交代による経済発展、さまざまなシステムが出来あがりました。

2千年以上、126代も続く天皇の存在も世界で他に例を見ません。

なぜこんなことを書くのでしょうか?

このことを、1人でも多くの日本人に気が付いてもらい、日本人として誇りを持って欲しいのです。

人間は、誇りを持てば自信が出ます。

自信が出ると、勇気も出ます。

勇気が出ると、元気になります。

日本に住む今の日本人に少しでも元気になって欲しいのです。

自殺者がひとりでも減ってくれたらと思います。

でも、誇りを持ったところで奢ったり、傲慢になるのはもっての他です。

誇りを持つと同時に、改めて襟を正して欲しいのです。

そして、その姿を海外の人が気に入ってくれて、ますます日本ファン外国人が増える理由のひとりになって欲しいと思います。

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