隋書倭国伝 中国史の中における隋代を扱った歴史書 (7世紀)
「人はとても物静かで、争いごとはまれで、盗みも少ない。気候は温暖で、草木は冬でも青く、土地は肥え美しいところです。性質は素直で雅風があります」
日本賛辞の至言33選 ごま書房
魏志倭人伝 中国の歴史書『三国志』中の「魏書」第30巻烏丸鮮卑東夷伝倭人条の略称。当時、日本列島にいた民族・住民の倭人(日本人)の習俗や地理などについて書かれている。著者は西晋の陳寿で、3世紀末(280年(呉の滅亡)-297年(陳寿の没年)の間)に書かれ、陳寿の死後、中国では正史として重んじられた。
「盗窃せず、諍訟少なし」(盗みをせず、訴えごとも少ない)
西暦に200年頃の日本は既に、刑法の施行、租税の徴収、市が立ち、倉庫、商店があり、貿易を行い、魏の国に使者を送るなどの外交も行い、国としての形が整っていたことがうかがえます。
この国の人は、泥棒をしません。と言われると、日本人としては、失礼なことを言われているような気がします。ですがそれは、中国や世界の物差しで計ると、驚くべき美点なのです。
日本賛辞の至言33選 ごま書房
記者会見が終わった日本人が退場の時に歩きながらお辞儀をするのは敗者のように見えるのでやめた方が良い。
毛丹青
私は日本のここがすき
加藤恭子著
出窓社