和紙

昨年11月27日、ユネスコは、「和紙 日本の手漉和紙技術」を無形文化遺産に登録した。

 

全国におよそ100種類ある和紙の中で、無形文化遺産に選ばれたのは、『埼玉県の細川紙』『岐阜県の本美濃紙』『島根県の石州半紙』の3つの和紙。世代を超えて伝統的な技が受け継がれ、地域社会のつながりを生んでいることが評価された。

 

5月16日(土)夜7時からTBSテレビで放送する「ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」に出演する谷野裕子さん・谷野全さんは、夫婦で和紙職人。夫婦で作り出す和紙は、海外の展覧会にも出展されるなど世界に向けて和紙の魅力を伝える活動をしている。

 

障子やふすまなど日本の風景に彩りを与えてくれる和紙は、1300年以上の歴史をもつ日本の伝統工芸だ。その和紙が、イタリア・ルネサンス期の巨匠、ミケランジェロの作品と深い関係にあることをご存じだろうか。バチカンの世界遺産システィーナ礼拝堂にある壁画『最後の審判』である。

 

実は、この『最後の審判』の絵の修復に日本の和紙が活用されている。近年、和紙は世界でも注目されていて外国ではインテリアやアクセサリーとして人気も高い。中でも、細川紙は、海外の展覧会に出典されるなど海外でも大人気。

 

いったいなぜ、日本の和紙がこんなにも評価されているのだろうか? 普段の生活では、和紙に触れる機会がない方も多いだろう。和紙職人の谷野夫妻に和紙の魅力について伺った。

 

和紙が世界中で愛される秘密として挙げられるのが、その丈夫さ。一般の紙が100年程度で劣化するのに対し、最高級の和紙は1000年以上ももつとされている。

 

和紙は世界一長持ちする紙と言われ、実際に奈良の正倉院には1260年前に作られた和紙が当時と変わらず残っているほどだ。これは西暦756年、奈良時代に書かれた「国宝珍宝帳」という天皇の遺品の目録である。

 

和紙は木の繊維を残したまま、それを絡み合わせて作るので、より丈夫なつくりとなる。自然素材だけを使うので化学薬品でくっつける必要もなく、1000年以上たっても劣化しない。

 

ユネスコ無形文化遺産にも登録された、和紙の細川紙とはどのように作られているのだろうか? そもそも和紙と普通の紙は何が違うのだろう?日本人なら、和紙のつくり方を一通りは知っておきたいところだ。

 

そもそも、和紙とは木の繊維残したままを分解し、それを固めて作るもの。その中でも、楮(こうぞ)と言われるクワ科の木は、強い繊維を持つ。細川紙づくりでは、この楮を原料に用いる事で、丈夫な紙をつくることができる。

 

東洋経済

https://toyokeizai.net/articles/-/69747?page=2

 

 

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