日本の常識は世界の非常識。世界の歴史の常識は、革命に次ぐ革命、流血の歴史です。日本のように、天皇という国家を代表する存在が、2000年以上、125代も続き、一つの民族がずっと続いているという奇跡的な国は日本を除いてこの世界に二つとありません。
例えばヨーロッパで似たような島国、そして過去の一時期に、世界の大半を支配した大英帝国でさえ、1.000年さかのぼらなくても、その言語がフランス語であったりするほど国の状況が紆余曲折しています。日本の常識や、文化、風習、教育が、他の国には驚異に受けとめられています。アニメはほんのその一部です。
パウル・ルイス・チャールス・クラウデル フランス劇作家・詩人、駐日フランス大使(1868~1955)
「私がどうしても滅びて欲しくないひとつの民族がある。それは日本人だ。あれほど古い文明をそのままに今に伝えている民族は他にはない。日本の近代における発展、それは大変目覚しいが、不思議ではない」
「日本は太古から文明を積み重ねてきたからこそ、明治に入り欧米の文化を急速に輸入しても発展できたのだ。どの民族もこれだけ急な発展をするだけの資格はパウル・ルイス・チャールス・クラウデル フランス劇作家・詩人、駐日フランス大使(1868~1955)、1923年に起きた関東大震災を日本で経験して...
地震の日の夜、私が東京と横浜の間を長時間歩いている時、あるいは生存者たちが群れ集まった巨大な野営地で過ごした数日間、私は不平ひとつ聞かなかった。廃墟の下に埋もれた犠牲者たちの声も、「助けてくれ!こっちだ!」というような差し迫った叫び声ではなかった。「お願いします」という慎ましい懇願の声だった。
「日本人は貧しいが、高貴だ。もしこの世に生き残ってほしい民族を1つあげるとすれば、それは日本人だ」
「炎の街を横切って」「明日の中の黒い鳥」 内藤高訳、講談社学術文庫
「日本人はなぜ世界から尊敬され続けるのか」 黄文雄、徳間文庫