マハティール・ビン・モハマド マレーシア首相
「日本の戦争責任を問うならばそれより以前、非人間的な支配と収奪を続けた欧米の宗主国の責任はどうなるのか。日本が来たことで植民地支配から解放され近代化がもたらされた」
「私は日本と日本人のダイナミズムを体験したのです。人々が、国の再建し、経済を発展させるために献身的に尽くす光景は、今もまぶたに焼き付いています。その後も訪れるたびに発展していく日本の姿を見てきたからこそ、首相になった時、私は日本と日本の人々から学ぼうと思ったのです」
最初の日本訪問で、戦後の日本の著しい復興を見て、日本人のその勤勉さや秩序に強烈な印象を持ちました。そして日本を見習って、経済開発を進めるべく、「ルック・イースト政策」を打ち出して成功に導きました。
日本の訪問回数は50回を越し、日本の成功要因を、「愛国心、規律正しさ、勤勉さ、能力管理のシステム」と発見します。そしてそれには教育が必要不可欠であると、国家予算の25%を割いて教育を国家の柱と位置づけました。
中でもしつけは最も大事な教育だと断言しています。礼儀があるからこそ、親を敬い、人々とも秩序的な社会が気づけると結論付けています。それを学んで自国で真似をしたのです。
「それまではヨーロッパは無敵であり、反抗不可能なものと認識されていた。彼らは途方もなく強く、優秀で、賢かった。我々は、空に太陽と月が存在する限りは、イギリス人はマレーシア人を支配し続けるだろうと考えていた。しかし、そのイギリスが粗悪品の代表と思われていた日本に負けたのである。(中略)
イギリスやヨーロッパ人が負けることがあるのだ、それも同じアジアの国が西欧の強国を負かすことができるのだという事実が衝撃として我々の間に走ったのだった」
「日本賛辞の至言33選」 波田野毅、ごま出版
平成6年、マレーシアを訪れて第2次世界大戦の謝罪を口にした総理の村山富市と衆議院議長の土井たか子に対して...
「なぜ日本が50年前に起きた戦争のことをいまだに誤り続けるのか理解できない」
別冊”正論” 2014年4月号
ラジャー・ダト・ノンチック マレーシア元上院議員
「かつて日本人は親切で心豊かでした。アジアの国の誰にでも自分の事のように一生懸命尽くしてくれました。おおらかで真面目で希望に満ちて明るかった。
戦後の日本人は自分達日本人の事を悪者だと思いこまされた。学校でもジャーナリズムもそうだとしか教えなかったから真面目に自分達の父祖や先輩は悪い事ばか りした残虐無情なひどい人達だと思っているようだ。だからアジアに行ったらペコペコ謝って、私達はそんなこと致しませんと言えばよいと思っている。
そんな 今の日本人が心配だ。本当にどうなってしまったんだろう。日本人はそんなはずじゃなかったのに。本当の日本人を知っている私達は今はいつも歯がゆくて悔し い思いがする」「私たちアジアの多くの国は、日本があの大東亜戦争を戦ってくれたから独立できたのです。
私たちは、マレー半島を進撃していく日本軍に歓呼の声をあげました。敗れて逃げていく英軍を見た時に、今まで感じたことのない興奮を覚えました。しかもマレーシアを占領した日本軍は、日本の植民地としないで、将来のそれぞれの国の独立と発展のために、それぞれの民族の国語を普及させ、青少年の教育を行ってくれたのです。
日本軍は、永い間アジア各国を植民地として支配し ていた西欧の勢力を追い払い、とても白人には勝てないとあきらめていたアジアの民族に、驚異の感動と自信とを与えてくれました。永い間眠っていた〝自分た ちの祖国を自分たちの国にしよう〃というこころを目醒めさせてくれたのです。
ガザリー・シャフェー マレーシア元外務大臣
日本はどんな悪いことをしたと言うのか?
大東亜戦争でマレー半島を南下した時の日本軍はすごかった。わずか3ヶ月でシンガポールを陥落させ、我々にはとてもかなわないと思っていたイギリスを屈服させたのだ。
私はまだ若かったが、あの時は神の軍隊がやってきたと思っていた。日本は敗れたが、英軍は再び取り返すことができず、マレーシアは独立したのだ。なぜ日本があやまるのでしょうか?あの対戦でマレーシア人と同じ小さな体の日本人が、大きな体のイギリス人を追い払ってくれたではないですか。
日本なくして東南アジアの独立はありませんでした。この日本が払った尊い犠牲を否定することは、バックミラーばかり見ているようなものです。
出展: 8分半で自虐史観の洗脳が解ける魔法の動画
今、日本がすべきことは、アジアのリーダーとして責任を自覚し、アジアの発展に貢献することである。その第1は、軍事的側面をタブーとせず、中国の覇権主義を抑える側に回ること。そしてASEAN諸国の海軍力を高めること。
「武器輸出三原則」を撤廃して、海上自衛隊の退役艦や、海上保安庁のの巡視船の中古をASEANの国に無償で譲渡すればよい。
第2には、中国と韓国への経済支援を止まること。これまで日本は企業進出を含め、中国、韓国に偏重した経済政策をとり、両国を必要以上に肥大化させてアジアの経済発展のバランスを壊してきた。
そのことを反省して、限られた資源をもっとASEANに向けるべきだ。企業進出への財政支援、アジア各地からの輸入拡大、そしてASEANの留学生を受け入れて印材育成、技術支援をしていくことである。
インド人が語る日本「世界は日本をどう見ているのか」(8:09)