カンボジアのシアヌーク元国王は、日本の敗戦後、完全に落ち込んでいる時に、昭和天皇を励ましに来てくれた最初の国賓でした。
日本への戦後賠償を放棄しててくれた国のひとつで日本を支えてくれました。
1975年からポルポト派が実験を握り、僅か3年半の間に約800万の国民のうち、200万人もの人たちが虐殺されました。
その時に国際援助で駆けつけたのが日本の自衛隊で、地雷撤去や道路整備を行いました。
似たように戦争で全てを失っても、世界有数の経済大国になった日本を尊敬して、「日本が私たちの見本であり希望である」と言われます。
但し、国の上層部は中国との付き合いが深く、資金援助もかなり受け取られています。
水道事情が悪い東南アジアではカンボジアも例外ではなく、水道の水を飲めるのはプノンペンだけですが、その水質管理、水道施設を援助しているのが北九州市です。
池間哲郎著「日本はなぜアジアの国々から愛されるのか」育鵬社