第二次世界大戦の戦勝国側のイギリス人、しかもマスコミ業界で長く責任のある立場で働いていた人からの発言です。
「イギリスで生まれ育った私は、幼少の頃から日本人は野蛮で残酷な民族であるとさんざん聞かされていた。丁度当時の日本人が『鬼畜米英』と聞かされていたのと同じだ。
戦後になっても、日本のおかげでアジアの植民地を全て失ったイギリスの日本に対する憎悪の感情は消えるばかりか強まる一方だった。
そんな環境の中で、私の中にも日本を憎む気持ちがごく自然に熟成されていた。
しやがって、来日当初は東京裁判が裁いた『日本 = 戦争犯罪国家』、『南京大虐殺』についても事実であると単純に信じていて、何ら疑っていなかった。
だが日本に滞在する間に、連合国からの視点でもなく、日本からの視点でもない第三者的視点で、20世紀の日本とアジアの歴史を俯瞰した時、そうした見方が大きな誤りであることに気がついた。
大東亜戦争は日本の自衛のための戦いだった。それは戦後マッカーサーがアメリカに戻って議会で証言した『マッカーサー証言』によっても明らかだ。
東京裁判は裁判の名も値しない無法の復讐劇だった。
『南京大虐殺』にしても、信用できる証言は何ひとつとしてなく、そればかりか中国が外国人記者や企業人を使って世界に発信したプロパガンダであることが明らかになっている。
『慰安婦問題』については、論ずるにも値しない。
だが、これまで日本人が日本の立場から、これらに抗議し正していく動きはほとんど見られないか、見られてもごく僅かだった」
「もうひとつ私が声を大にして言いたいのは、『南京』にせよ『靖国参拝問題』にせよ『慰安婦問題』にせよ、現在懸案になっている問題のほとんどは、日本人の側から中国や韓国にけしかけて問題にしてもらったのが事実だということだ。
この問題をどうするかは日本人が自分で考えなければならない。日本人は、いまだに連合軍がでっち上げた『戦勝国』史観の呪いから抜け出していない」
「大英帝国の植民地がなんと有色の日本人によって奪われた。イギリス人にとって、有色人種に領土を奪われ、有色人種が次々と独立国を作ったことは想像を絶する悔しさだった」
「日本に原爆が落とされた。その悲惨さは筆舌に尽くし難い。アメリカは原爆を投下する必要が全くなかった。生体実験のように、人間に対し原爆を投下した。そこには「辱めを与える必要性」があった。日本人を徹底的に打ち砕き、完膚なきまでに叩きのめさねばならなかった」
「勝者の正義などは正に建前で、復讐をせずには収まらなかったのが本音である。東京裁判も正に復讐劇だった」
「日本はアジア諸民族が独立することを切望していた - 中略 - イギリスは数百年間にわたって負けを知らなかった。
大英帝国を建設する過程における侵略戦争は連戦連勝だった。私はイギリスは戦えば必ず勝つと思っていたし、学校でそのように教えられた。私は一面がピンクだった地球儀によって教育を受けた。
イギリスの領土がピンク色で示されていた。ところが、第二次世界大戦が終わると、植民地が次々と独立してピンク色だった世界がさまざまなな色に塗り替えられてしまった。
大英帝国は植民地を徹底的に搾取することで栄華を保っていた。お人好しの日本人が、台湾、朝鮮の経営に巨大な投資を行なって、本国から壮大な持ち出しをしたのと全く違っていた」
「大東亜戦争は日本の自衛のための戦いで、さらにはアジア解放の理想を掲げた。日本がアジアに侵攻することがなかったなら、アジアは今でも欧米の植民地のままだったろう。アメリカで黒人が大統領になるどころか、今でも黒人たちが惨めな地位に喘いでいたことだろう」
「日本が大東亜戦争を戦ったことによって、大英帝国が滅びた。日本が大東亜戦争を戦わなかったら、今でもアジア諸民族がイギリスやフランス、オランダ、アメリカの支配を受けていた。戦場は太平洋ばかりではなかった。日本が解放を目指した欧米の植民地はアジア全体に広がっていた」
「どうして『太平洋戦争』なのか。だから日本は『太平洋戦争』と呼ばなかった。日本が戦争を戦った真実を把握するには、「大アジア」を戦場として、アジア諸民族を搾取する植民地支配者であった欧米諸国と戦い、アジアを解放した「大東亜戦争史観」を持って見る必要がある」
「アジアを蹂躙し、植民地支配をしたアメリカもヨーロッパ諸国も、『大東亜戦争史観』という観点から歴史を見られることだけは決定的にまずい。日本が『太平洋戦争』を戦ったことにしておきたいのだ」
「アジア独立に日本が果たした貢献を知られると、欧米の悪行があからさまになってしまうからだ。見せかけの正義が崩壊してしまう。「大東亜戦争」という観点を持ち出されると、欧米の戦争の大義が崩壊し、実はアジアを侵略したのは欧米諸国であったことが白日の下にさらされてしまう」
「日本の立場が海外で理解されないのは、日本が効果的な発信をしていないからだ」
「イギリスは大英帝国の『宝石』であるインドを失ってしまった。インド人が大英帝国と独立戦争を戦ったからだ。インドの民にとって、一気に独立の気運が高まり、アジアにおいて独立への流れが急速に強まる引き金となったのは、1905年の日露戦争における日本の勝利、特に日本海海戦の勝利だった。日本はアジア人を目覚めさせ、独立の気概をアジア人に植え付けた。日本の役割は絶大なものだった…」
オックスフォード大学を卒業し、
イギリス軍大尉としてインドに4年間駐留した後に、
ファイナンシャル・タイムズ、その後エコノミスト誌
の東京特派員、そしてロンドン・タイムズ、
ニューヨーク・タイムズの東京支局長を歴任した
ヘンリー・スコット・ストークスさん著
「英国人記者が見た、連合国戦勝史観の虚妄」
祥伝社新書。
アーノルド・J・トインビー イギリス歴史学者
「第二次大戦において、日本人は日本のためというよりも、むしろ戦争によって利益を得た国々のために、偉大なる歴史を残したと言わねばなら ない。
その国々とは、日本の掲げた短命な理想であった大東亜共栄圏に含まれていた国々である」
「日本人が歴史上に残した業績の意義は、西洋人以外の人類の面 前において、アジアとアフリカを支配してきた西洋人が、過去二百年の間に考えられていたような、不敗の半神でないことを明らかに示した点にある」
英紙『オブザーバー』、1965年10月28日
「この聖地で、私はあらゆる宗教の原点にある統一的なものを感じる」
(Here, in this holy place, I feel the underlying unity of all religions)
「日本人はなぜ世界から尊敬され続けるのか」
黄文雄、徳間書店
エリック・ホプスバウ博士 英国ロンドン大学教授
「インドの独立は、ガンジーやネールが率いた国民会議派が展開した非暴力の独立運動に依るものでは無く、日本軍とチャンドラ・ボースが率いるインド国民軍 (INA)が協同して、ビルマ(現ミャンマー)を経由し、インドへ進攻したインパール作戦に依ってもたらされたものである」
エリック・ホプスバウ『過激な世紀』