西洋諸国の植民地政策時代の白人は、有色人種を同じ種類の人間とは見ていなかったフシがあります。
過去の西洋人、白人で著名人の、日本人に対する罵詈雑言が残っています。
戦争中に敵国だったアメリカやイギリス、ロシアの国家元首などはひどいものでした。
例えばトルーマン大統領は、広島、長崎に原爆を投下した直後に笑みを浮かべながらホワイトハウスで閣僚に対して、『獣を相手にする時には獣として扱わなければならない』と発言したことが記録されている。
日本の味方国であったドイツのヒットラーでさえ、日本人に対して黄色い猿などという発言があったそうです。
特に酷かったひとりは、イギリスの元首相チャーチルで、その表現のひどさは、同じイギリス人のヘンリー・スコット・ストークスさんが次のように書いているほどです。
「ウィンストン・チャーチルが妻のウィニーとやり取りした手紙を読む機会があった。
そこでは許容範囲を逸脱した差別的表現で日本人を侮蔑している。
イギリス人からそのような醜い言葉が発せられたのを耳にしたことがない。
罵詈雑言というか、これでもかと貶める表現を使っていた。
戦争では誰もが敵に対して怒りを抱いて感情的になる。
しかし、チャーチルの言葉遣いはその範疇を逸脱していた。
チャーチルがそこまで口汚く日本を罵った背景には、植民地支配の体験がある。
数百年にわたって栄華を極めた大英帝国、
– 日が沈むことはないと形容された –
その版図が、あろうことか東洋の黄色い小人たちによって一瞬にして崩壊させられてしまったという悔しさと怒りがあったのだ」
ヘンリー・スコット・ストークスさんは1938年生まれで、ファイナンシャル・タイムズ、ロンドン・タイムズ、ニューヨーク・タイムズの各新聞社の東京支局長を歴任した人です。
当時の白人は、有色人種のことを同じ人間の種類に属していなかったと考えていたフシがあります。
白人の若い女性は、そこに召使いの黒人男性がいても平気で着替えをしたそうです。
白人の男性と一緒であれば、そういうわけにはいきません。
日本の各都市への大空襲(リンクをかける)、広島、長崎への原爆投下も、日本人がもし白人であれば、出来なかったのではないかという、1938年生まれでファイナンシャル・タイムズ、ロンドン・タイムズ、ニューヨーク・タイムズの各新聞社の東京支局長を歴任したイギリス人、ヘンリー・スコット・ストークスさん他の多くの意見があります。