パラオ

第一次世界大戦で戦勝国のひとつとなった日本は、1919年(大正8年)に、ドイツ講和条約(ヴェルサイユ条約)が結ばれることによって、パラオを含むドイツ領南洋諸島の委任統治権を得えました。

 

第一次世界大戦と第二次世界大戦の間、数万人の日本人がパラオに移り住み、公立学校や医療施設を建設すると同時に稲作やパイナップルの生産を行ないました。パラオのハイスクールで使用されている歴史教科書には、こう記されています。

 

日本が行なった教育のひとつは、授業の成績を重視し、生徒がどの氏族に属し、どんな身分なのかは無関係でした。日本人も先住民も平等に努力した者が評価されました。

 

そして第二次世界大戦の時、パラオのペリリュー島には日本軍の陣地が作られ、その作業には、老人も若者に加わりました。日本兵と仲良くなって日本の歌を歌ったりしました。

 

そしてハルゼー大将が指揮する、アメリカの第三艦隊約800隻、総兵力4万2千がこの地にやってきました。それに対してペリリュー島を守備する日本軍は、中川州男大佐が率いる水戸の第14師団の歩兵1万2千。

 

壮絶な戦いが予想されたため、日本軍はペリリュー島民の強制疎開を実施しました。それを聞いた島民たちの代表は、日本の守備隊長のもとを訪れて、「自分たちも一緒に戦わせて欲しい」と言いました。

 

それを聞いた隊長は、「帝国軍人が貴様ら土人と一緒に戦えるか!」と叫びました。それを聞いた島民たちは仲の良い日本軍人に裏切られたと思って強制疎開しました。

 

船が出る時には日本兵は1人も来ていなかったのが、船が島を離れたとたんに日本兵全員が浜に走り出て来て、一緒に歌った日本の歌を歌いながら見送りました。

 

そして兵力4万2千対1万2千、航空機200倍以上、戦車100倍、重火砲1.000倍の圧倒的劣勢の戦いが始まり、2度は阻止するものの、3度目の上陸を許して持久戦になりました。

 

約5百の洞窟にこもって連日連夜の攻防が続き、アメリカ軍は3日間で制圧できると考えていましたが、73日後には弾丸も食料も尽きて全滅し、そのことを示す最後の電文「サクラ、サクラ」がパラオ本部に届きました。

 

戦いが終わって島に戻った島民たちは、涙を流しながら日本兵の遺体を埋葬しました。島には現在石碑が残っており、そこにはこう記されています。

 

「この島を訪れる、もろもろの国の旅人たちよ。あなたが日本の国を通過することあらば伝えて欲しい。この島を死んで守った日本軍守備隊の勇気と祖国をおもうその心根を...」

 

左上、パラオの国旗は、日本という国に敬意を表し、日本国旗「太陽」に照らされて洋上に輝く「満月」を表しています。満月を中心に置くとあまりにも日本の国旗に似過ぎて失礼にあたると、少しずらしてデザインされています。

 

出展: 誇リ高キ大日本帝国「日本とある国のお話」

パラオ独立後、最初の大統領はナカムラファミリーのクニオ・ナカムラ

 パラオについて詳しいサイト: Palaudesmile



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