アリス・ベーコン

日本の女性について

 

日本の女性は日常生活のこまごまとしたことにはよく気がつくし、働き者で優しく魅力的である。必要な時期が来れば、母親、妻、あるいは一家の女主人としての仕事を上手にこなすことができるよう教え込まれる。

 

一番大切なのは従順さである。父親や夫に命令されれば、女性が本来持っている美徳にさえ背くのだ。

 

他の国の女性はとうてい真似ができないほど、日本の女性は完璧に自分を捨てることができる。

 

子ども時代の終わりと共に、日本女性の最も幸せな時期も終了する。勿論、子どもの頃から常に自分を抑えるよううるさく教えられるが、それは優しくて愛情たっぷりの両親から受ける躾である。

 

他のアジアの国に住む女性と比べると、日本の若い女性はかなりの自由を与えられている。家では大切にされ、溺愛される。むろん、日本人は愛情を表に出さないので、アメリカの子どもが当然とみなすような愛情に満ちた言葉や抱擁を受けることはないが。

 

 

 

 

 

日本の教育について

 

日本では達筆であることが重視されるが、それは文字を美しく書ければ、他の全ての稽古事を上手にこなせると考えられているからであろう。

 

漢字を素早くきれいにかける人は、それ以外のこともあっという間に覚えてしまう器用さを持ち合わせている。

 

日本の教育は、記憶力や観察力、手先を器用に使う技術を重視する。その一方で、生徒に物事を論理立てて考える力を養う機会をほとんど与えない。

 

これは単に教授法の欠点ではなく、日本人が表意文字を使うという根本的な問題に起因している。

 

世の思想を理解するには、まず文字を覚えなければならないが、日本ではそれに何年も費やさなければならないので、自分の力で筋道立てて物事を考える時間が相対的に少なくなってしまう。

 

男女共に日本の生徒は学習態度が真面目だし、几帳面で理解力があり記憶力も良い。しかし、日本語の文字を学ぶのに時間がかかるため、残念ながら思考力を養うことができない。

 

十分な教育を受けた男女でも、結局は他人の考えや意見を学ぶだけで、自分の考えを持つことができないのである。

 

 

 

 

 

日本の音楽について

 

日本では音楽といえば女性と僧、そして盲人のものである。中略 ー 日本の音楽は聞き慣れていない外国の野蛮人には概して心地よいものとはほど遠いからだ。

 

誰もが日本人の歌声が妙に耳障りであることに気づくだろう。中略 ー 日本の歌唱法は間違った理想に基づいているとしか思えない。少なくとも欧米の音楽観とは根本的に異なっている。

 

日本では籠に入った綺麗な声でさえずる鳥が売られているのを見ることはほとんどない。しかし、夏の夜の東京では、コオロギ、バッタ、キリギリスなどの昆虫の中でもうるさいものが、とても美しい籠に入って売られている。

 

日本人はこれらの虫の鳴き声をとてもきれいだと感じるのである。日本人の歌声は、鳥のさえずりのような音階ではなく、虫のうるさい金切り声を真似ているのではないだろうか。

 

 

アリス・ベーコン(米国人)著「明治日本の女たち」

 

 

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