日本人のバックグラウンドと、欧米(大陸)人のそれとの間には根本的に大きな違いがあるので、それを知らずに海外に出たりビジネスをすると痛い目に遭うことがあります。
日本との違いの理由に、ヨーロッパ大陸では太古の昔から数えきれないほどの戦争が起きていました。詳しくはこちら ➡️︎ ヨーロッパの戦争
時代時代で各国が戦争により大きくなったり小さくなったり消滅したり。例えばドイツとフランス。現在の両国の国境付近の町は、時代によってドイツであったりフランスであったりしました。その辺りの同じ一家の中で、おじいさんはフランス人として生まれ育ち、お父さんはドイツ人として、そして息子はフランス人として生まれ育つことがあります。
そう聞いてもあまりピンと来ないかも知れませんが、当時のドイツとフランスでは戦争で殺し合いをする敵と味方の関係です。町を出て郊外の道を歩いていて、向こうから歩いて来る人が敵か味方か分かりません。日常の生活で、常に生死が関わる緊張を強いられます。
そこで西洋では幼い頃から自立、自己主張を求められます。夫婦に子どもが出来ても日本のように川の字で寝るということをしません。赤ちゃんが産まれると専用の個室とベットが用意されてひとりで寝ます。少しでも早く自立できるための準備です。
学校の成績も、テストの結果がそのまま成績となる日本とは違い、いくらテストの点数が高くても、授業中に積極的に手をあげて発言しないと良い成績をもらえません。自立、自己主張を要求されるシステムが昔から出来上がっているのです。幼いころから自立していて自己主張が強く利己主義なので、当然個人間でも争いごとも多く弁護士の数も多いのです。
それに比べて日本では、過去の戦争の数はほんの僅かです。島国という地理的な条件と、昔から強い国であったことからずっと平和を享受してきました。だから日本人は和を重んじて、人に迷惑をかけないように躾けられます。幼児の頃から自立、自己主張、個人主義を叩き込まれる欧米人とは全く違います。
そんな平和な日本で生まれ育って海外の事情を知らないと、いわゆるお花畑育ち(平和ボケ)になってしまっています。よって日本人は海外に出ると置き引きや詐欺のカモになってしまいます。日本人は平和ボケなので犯罪のターゲットになりやすい(犯人にとってやりやすい)のです。
しかもアジアの中で、いざ犯罪が発覚してもその国民性から騒ぎません。大陸に属する日本の隣国の人たちは、犯罪が起きて自分が被害者だと気がつくとすぐに大声で騒ぎます。でも日本人は騒ぎません。
それはビジネスにおいても同じで、相手のことを気遣ったり遠慮したりする日本人とは違って大陸の人は基本的には自分の要求をストレートに伝えてきます。
極端に言うと、日本人は海外に出ると被害に遭ったり損をしがちです。勿論これは単なる一般論で、必ずそうなるというわけではありませんが、そういう背景を知った上で海外に出たり、ビジネスをおこなって下さい。