世界最古の木造建築物で現存する五重塔、その道の世界の達人を驚かせる釘を使わない宮大工などの古い建築技術
そしてそこから引き継がれ続けている高層ビル、巨大な橋、トンネルなどの近代建築技術、
奈良県の法隆寺の五重塔は、世界最古、第一位の木造建築物ですが、実は第一位から第十位までの世界最古の木造建造物は、世界で最も地震が多い国のひとつである日本に存在しています。
五重塔の構造は、1階から5階までが繋がって作られていて、1階づつを積み重ねる構造の、中国や韓国の類似建造物とは異なった作り方です。
それは「心柱」と言われる上から下までをまっすぐ貫いた柱に特徴があります。
その技術は今日までも引き継がれていて、台北のタワー101やスカイツリーにも使われています。