伝統と技術

ダライ・ラマ法王と科学者の対話で「数字で世界平和」というプレゼンテーションを行い、著書も多いサイエンスナビゲーター(数学の専門家) の桜井進さんによると、日本は世界一の数学大国だそうです。

 

数学を作る数学者、数字を伝える先生、数字を使う人々の三者が密度濃くたくさんいる国は日本だけで、日本のメーカーが世界一の精度や効率性を出せるのも、世界一の数学の教科書があって数学を駆使できるからだそうです。

 

微分積分法の発見で有名なアイザック・ニュートン1642〜1727)、ゴットフリート・フォン・ライプニッツ(1646〜1716)と同じ頃の世界的には全く無名な関孝和(1642〜1708)は日本独自の和算で三次方程式の解法や負数・虚根と取り組み、ライプニッツよりも早く行列式の理論を考案。
 
ノエル・ペリン著、鉄砲を捨てた日本人

 

 

「言語が異なる国同士の学力の全体的レベルはふつう計りにくい。しかし、そうした言語の違いが問題にならないような、例えば数学の分野でみれば、日本人はこれまで世界のトップであったとみられる。

エドウィン・ライシャワー「日本人」

 

 

1590年、江戸の人口が50万人になりなんとした時、江戸に初めて水道、小石川上水が引かれた。それは神田上水として発展して、1600年代の始めに完成した。第二の江戸の動脈となった玉川上水は1654年に完成。長さは約40km。ニューヨークの最初の水路は約53km。但し完成は1842年。1654年当時のニューヨーク市では、手動のポンプで井戸から水を汲んでいた。

 

論創社、堀越正雄「井戸と水道の話」

 

 

 

ペリー来航時に、外交を有利に運ぶために、見せびらかす目的で持って来た、人が乗れる蒸気機関車の模型を見て、翌年に中村奇輔や田中久重が協力して同じ物を作ってしまっていた。

 

田中 久重(たなか ひさしげ、寛政11年9月18日(1799年10月16日) - 明治14年(1881年)11月7日)は、江戸時代後期から明治にかけての発明家。「東洋のエジソン」「からくり儀右衛門」と呼ばれた。芝浦製作所(後の東芝の重電部門)の創業者。

 

 

 

東京の歴史を学ぶ外国人に、当時の江戸がエコシティーと言われる理由。

 

当時の江戸は、現在の東京湾を取り囲むように発展。人が住む町を田畑が取り囲み、その田畑を森が取り囲む、海、町、田畑、森の構造。森の土の養分、栄養は川から田畑を潤し、町を通って海に運ばれた。それは魚や海藻を育てて人間の食へ。それが肥料として田畑に戻り、さらにその一部は昆虫や小動物を通して森まで戻る。

 

 

伝統文化の匠にだけ与えられる日本の人間国宝の制度は1955年からですが、現在300人以上の人間国宝が生まれました。

 

これはノーベル賞とは違い、歴史的、芸術的に価値の高い芸能や工芸技術を無形の文化財にしようという、伝統文化の継承を讃え、保護、支援する目的の日本的な素晴らしい仕組みです。

 

この仕組みを良しとした韓国が1964年に、フランスが1994年、チェコが2003年に同じ制度を開始しました。

 

 

 

 

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デュッセルドルフの平和活動 (Sun, 03 Apr 2022)
本日も、ご参加ありがとうございました‼️
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