真の日本の姿

日本に住んでいると分かりにくいのですが、日本・日本人を世界の物差しで計ってみると、驚くべき存在であることが分かってきます。

 

反日日本人と言う不思議な国民もいる代わりに、日本以外にこれほど多くのファンの外国人を持つ国は他にあるでしょうか?

今からわずか150年ほど前までは、多くの男がハゲ頭のような上に束ねた髪の毛をちょこんと乗せた、世界でもたぐいまれなる奇妙なヘアースタイルをして、それまで260年以上も鎖国をしていた国が、大国の中国やロシアと戦争をして勝ってしまいました。

 

遅れを取るだけであるはずの鎖国中でさえ、あのゴッホが画商である弟に宛てた手紙に、”全ての自分の作品は、多かれ少なかれ日本の画(浮世絵)にもとずいている” と言わしめる芸術が生み出されました。

 

微分積分学をニュートンやライプニッツよりも早く、そしてベルヌーイ数をベルヌーイよりも早く発見していたと言われる関孝和という偉大な数学者や、

 

サテライトを使った最新の地図とほとんどかわりのない日本地図を既にあの当時に完成させていた伊能忠敬など、何人もの世界級の偉人を生み出す文化が作り上げられました。

 

鎖国をして西洋と比べれば進んだものが無かったに等しい日本が、わずかな時を経て、

大国の中国やロシアに戦争で勝ってしまうというのはちょっと信じられないことです。

 

それは勿論その当時、世界中で驚かれました。

最初は英語で出版され、10年後に日本語で出版された新渡戸稲造の「武士道」は、何カ国もの言語に訳されて各国で多くの熱烈な読者を生んで世界的なヒットになったそうです。それはロシア戦争での日本の快挙の後という背景がありました。

 

現在の天皇が第126代目。初代の頃はもう神話ですので定かではないですが、これだけ同一のファミリーで皇室(あるいは王室) が長く続いている国は、世界広しといえ日本以外にはありません。

 

天皇を崇拝するわけではありませんが、そのような国家の象徴が長い間続かなければ、今日まで長く続く日本の存在もなかったに違いないことは、他国の殺し合いの革命が続いた歴史を見れば明らかです。

 

日露戦争のように白人の国と戦争をして勝ってしまったり、あのアメリカと戦争をしてしまった国は、アジアでは日本を除いて他にありません。

 

あの大国、アメリカに立ち向かうなどという大それたことの後の罰は、国際法を無視した日本の各都市への爆撃や原爆投下がありました。

 

さらには東京裁判という裁判の名の付いたリンチで、勝っていれば英雄となっていた日本軍人が何人も処刑されました。

 

さらにはWGIプログラムという、悪者は日本人だったというGHQの洗脳工作により、今日までも反日左翼という信じがたい日本人が多く存在しています。

 

そして人間が生きていく上で最も大事な修身(道徳)を消滅させられたり、アメリカで余っていたパン(小麦) と、身体に合わず、消化もできない牛乳が普及させられる羽目になりました。

 

GHQのトップであったあのマッカーサーでさえも戦後には、「日本のようにこれだけ資源のない国が資源を輸入できなくなれば、どんな小国でも戦争を始める」と言ったほどですから、日本には他に選択肢がなかったとしか考えられません。

いまさら西洋人を責めるわけではありませんが、あの当時は西洋の列強が東洋の弱々しい国々を次々に植民地化してむさぼる、西洋の国々による東洋の国々の征服の500年間の時代であったことは事実です。

 

その時代において西洋人が唯一、”ん?、この国はなんか変だぞ...”と思わせるフシが日本にはありました。

 

日本以外の東洋の国々では、西洋人がやりたい放題だったのが、日本では例えば大名行列に割り込んで入ってしまった乗馬を楽しむ西洋人が、”無礼者!” とばかりに大名行列のお侍さんに切られてしまいました。

これには西洋人もびっくりしたようです。

 

勿論、日本の幕府も、大名行列の薩摩も、その償いの大きさには驚いたようですが、薩摩藩は何とその後、鹿児島湾まで攻めて来たイギリス海軍と戦争になり(薩英戦争)、結果的に勝ってしまうという快挙を成し遂げました。

 

考えてみれば日本とは、漢字から始まり、良いものを海外から取り入れて ⇒ 都合よく自分に合わせて消化して ⇒ 改善・改良して自分のものにしてしまう... のが得意な国民ではないでしょうか。

 

その言動に疑問が多い中国も、昔は、儒教、陽明学、孔子、四書五経などといった日本人のバックボーンとなるような素晴らしいものを持っていました。

 

日本人はそういった素晴らしいものを吸収しましたが、君主専制は日本の「和」に反し、科挙や宦官、去勢などは日本になじまないということで受け付けませんでした。

 

漢字も中国が生んだ素晴らしいもので、それは世界三大聖人の誰もが生まれるはるか前に誕生したそうです。

 

いいものを取り入れて日本の中に組み合わせてしまい、そこに独自のひらがなやカタカナなどを加えて大変便利な言語にしてしまう。日本語の単語は使いやすさのために、いとも簡単に略されてしまいます。

 

安保、電卓、ダメ元... カタカナの外来語まで、マック、ワープロ、スマホ... しまいには両方合わせた、アメ車、アメ横、イタ飯などもあり、それらの究極は何と言っても KY などです。

 

日本では昔(今も?) 水と安全がタダの国と言われました。確かにお店に入ればまずは無料のお水が出てきますし、田舎に行くと出かける時に鍵をかける習慣がない所があるなどという、世界的には信じられない素晴らしい日本。もっと見直しませんか?

現在の天皇は第126代目。それは何を意味するのか? それは紀元前660年から続いていることを意味します。

 

その頃のことになるともう神話なので調べようがありませんが、それはギリシャ神話などに匹敵することも意味し、証拠が残るところまで遡ってもかなり前から天皇家が続いていることになります。

 

日本書紀や古事記が出てくる頃の天皇なら実在したことが分かります。

 

つまりその時点で世界で2番目に古いデンマーく(約千年前から)よりさらに古いのです。

 

なぜ他の国々では王家がそれだけ長く続かないのでしょうか?

 

それは流血をともなう革命などによってその都度王族の交代があるのが世界の常識だからです。

 

現在の皇居は元々徳川家の住まいでした。歴代の天皇が長く住んだ御所は京都にあります。

 

その御所には世界の常識である高い防壁や堀がなく、そこを訪れる外国人を驚かせます。

ドイツ、ボン大学の教授、オットー・カロン他、多くの人が第2次大戦の後に、昭和天皇が護衛の兵隊も無しで全国を慰めて回って歩いたことに驚いています。

 

他国ではすぐに襲われてしまうからです。

 

良い意味でも悪い意味でも、日本はガラパゴス。文化や風習など、あらゆるものが昔から他の国々とは違っています。

 

そしてそれらの違いは、過去の多くの訪日外国人を魅了し続け、現在でもあの不幸な 3.11の時にそれを証明しました。

 

2011年3月11日に起こった、東日本大震災では多くの被害者が出ました。

 

そのような大きな災害の際に日本人が見せた態度は、外国人にはとっては驚くべきことです。

 

世界の客観的な立場から見た場合、日本という国は昔からちょっと違った国なのです。

 

そんな日本も第二次世界大戦で大きな被害を受けて廃墟に化しました。

 

そしてその日本を世界中が援助してくれています。あの新幹線を始め、さまざまな大きなプロジェクトが世界中から支援を受けられたお陰で成功しています(日本が世界銀行から貸し出しを受けた31のプロジェクト)。

 

昔と比べれば現在の日本は地に落ちたかのような感もありますが、まだ遅くはありません。

 

修身(道徳)を取り戻し、世界が驚き模範としたくなるような日本・日本人に戻り、「日本人を見習え!」と外国人から言われるような日本人を1人ひとりが目指して、世界の盟主と言われるようになるくらい頑張りましょう!

実は、「日本は21世紀をリードするようになる」 ということを過去に仰っている偉人が数人います。

 

日本に向かう船の上でノーベル賞受賞のニュースを知り、日本にしばらく滞在したアインシュタインしかり、李登輝しかりです。

 

その日本、実は地理的な条件にもそれが表れています。

 

東の端にある島国で、西洋からの侵略にとって最後の砦でした。

 

そしてその地は4つの大陸プレートが重なる所で地震が多く、火山が多く、台風の通過道でもある天災テンコ盛りの国です。

 

その天災によって日本人は太古の昔から鍛えられ続けてきました。

 

その国の天皇が125代(*)も続いて世界最古、有色人種で唯一白人の植民地にならなかった、柔道、空手、茶道などが古くから静かに世界に広まり、最近再び技術的な製品、日本食、アニメなどが世界中で見直されている...という事実がオーバーラップしてきます。

 

もし本当に日本が世界をリードするのなら、私たち日本人は今一度兜の緒を締めなおしてしっかりしなければなりません。

 

親殺しや子殺し、毎日自殺者を100人も出している暇はありません。

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